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子ども見守りGPSで子どもの居場所をいつでも確認
子ども用GPS端末は、毎月月額料金を支払い、小型で軽量なGPS端末を子どもに持たせて、離れていてもスマホのアプリからいつでも位置情報を確認できるサービスです。
GPSの基本機能
- 子どもの現在地をスマホのアプリで確認する。
- 子どもの行動履歴を保存する。
- 登録したエリア(学校・塾など)の入出を通知する。
GPSが役に立つのはこんな時
- 登下校
- 塾や習い事
- 友達と遊びに行く時
- 夏休みなどのお留守番
- 旅行の時
- キャンプ・アウトドア
- 災害時
子ども用GPSは、このように様々な場面で役に立ちます。
空の衛星から位置を把握する「GPS」という性質上、屋内や地下での利用にはあまり向いていません。
しかし屋外の、例えば遊園地や広い公園などに出かけた際、子どものカバンに入れておいたり、首から下げたりしておけば、いざという時も大体の居場所を即座に把握することができます。
GPSは小さな子どもの迷子防止にも活躍する!
我が家もまさにそうなのですが、子どもが小学校に上がるタイミングでGPSを検討する家庭は多いですよね。
しかし、個人的にはもっと小さな子どもにもおすすめだと感じています。
小さな子どもが行方不明に…そんなニュースを目にすること、ありますよね。
大人と一緒であっても、小さな子どもが外出先でちょっと目を離したすきにどこかへ行ってしまって、ヒヤヒヤした経験ありませんか?
我が家では、遠出する時はいつも息子にGPSを持たせるようにしています。
「通知ボタン付き」のGPSなら、子ども本人が迷子になったことに気づいた時、ボタンを押して保護者に居場所を伝えることもできますよ!
例えばこれは我が家がディズニーシーに行った時のGPSのマップ画像↓
すぐに居場所を確認することができれば、はぐれてしまっても早く子どもを見つけることができますよね!
キッズケータイ・スマホなどを持たせるのはまだ早いし…。
子ども用GPS端末は、そんな小さい子どもを見守るのに最適なツールだといえます。
GPSにはデメリットもある
便利なサービスである一方で、子どもにGPSを持たせるなんて…と不安に感じる方もいると思います。
GPSを持たせることにはデメリットもあります。
GPSとうまく付き合いながら子どもの安全も守っていきたいですよね。
知っておくべきGPSの性質とは
子どもの居場所をいつでも確認できるGPS。
どれがいいか選ぶ際に気になるポイントは「位置情報はどれくらい正確か?」ということですよね。
人工衛星の電波を利用して場所を特定している
・測位する衛星の数が多いこと
・GPSなどの衛星に加え、日本の準天頂衛星「みちびき」が測位していること
・位置情報の更新間隔を短く設定できること
選ぶ時は、この点を見比べるのがポイントです。
※「測位する衛星」とは
GPSはアメリカで管理運用されている衛星測位システムです。同様に中国(BeiDou)、欧州(Galileo)、ロシア(GLONASS)でも衛星測位システムが開発され、それらによってより正確な位置情報が特定できるようになっています。対応している衛星の数が多いほど、位置情報を正確に測位できます。
※「みちびき」とは
日本が打ち上げた人工衛星。他国の衛星と違い、常に日本の上空に位置しているので日本国内のGPSの精度向上に役立っています。
参考:みちびきウェブサイトより
GPSは環境に左右されることもある
位置情報を正確に把握するのに非常に便利なGPSですが、実はどのGPS端末にも、多少の「誤差」は生じてしまう時があります。
空の人工衛星からの電波を利用しているという性質上、屋内や地下などでは電波が届きにくくなるからです。
- 雨や曇りなどの悪天候時
- 屋内
- 地下
- 建物の影(壁のすぐそばなど)
- 高いビルなどに囲まれている場所
- 森林など高い木に囲まれている場所
- 山間部
などの環境では誤差が生じやすいと言われています。
そこで、他の測定方法(Wi-Fi・携帯基地局など)で補足している商品もあるのですが、その場合でも使う環境(場所)によって他の電波に干渉され数m〜数百mの誤差が出てしまう場合もあります。
また子ども用GPSは、正確にいえばカーナビのように本当の「リアルタイム」の位置情報を示すわけではありません。
設定した更新間隔で定期的に測位し、アプリを開いたときに表示されるのは直近で測位された位置です。
もし子どもがずっと移動し続けている状態で、更新間隔が長く設定されていればその移動距離の分、実際の現在地との誤差が出ます。
その場合は、設定するときに位置情報の更新間隔を「短く」設定することで、リアルタイムの位置になるべく近づけることが可能です。
これらのことを頭に入れておくと、実際に利用した時に誤差が生じても慌てずにすみます。
スマートタグとの違い
子どもの見守り用にGPSではなく、appleの「AirTag(エアタグ)」やTileの「Mate」などの『スマートタグ』を検討される人もいるでしょう。
月額料金のかからない「スマートタグ」
スマートタグとは、財布や鍵などの大事なものにとりつけておけば、スマホのアプリで確認できたり、スマホから離れると音で通知してくれたりする便利な製品です。
毎月利用料金がかかる見守り用GPSと違い、本体を買うだけでいいのでコストも抑えられますしサイズもキーホルダーくらいでかなりコンパクトです。
あれ?じゃあスマートタグの方が安いし、そっちでいいじゃん?
そう思いますよね?
しかし、見守り用GPSとスマートタグは子どもの位置検索の仕方には大きな違いがあります。
スマートタグはBluetoothで連携して探す
スマートタグは、Bluetoothでスマホと連携して居場所を特定します。
スマホから一定距離離れると、ブザーを鳴らしたりプッシュ通知を送ったりして知らせてくれます。
また、同じスマートタグのアプリをインストールしているスマホユーザーが、スマートタグを持った子どもに近づくと、その位置を保護者のスマホに知らせる機能が搭載されたものもあります。
例えばAppleの「AirTag」なら、周りのiPhoneユーザーの機能が位置検索を手伝ってくれるというわけです。
離れたら通知してくれるから、人が多い場所での迷子防止にはいいかも?
しかし、逆に周りにスマホが全くない環境にいってしまうと、Bluetoothが届かず、位置を特定するのが難しくなってしまいます。
位置情報の更新頻度もスマホに依存し不定期なので、迷子になった子どもがあちこちに移動している場合見つけるのは困難になる可能性も。
そもそもスマートタグは忘れ物や紛失防止目的の製品なので、動く相手にはあまり向いていないということですね。
GPSとスマートタグの違いまとめ
子どもを見守るGPSとスマートタグの特徴・違いをカンタンにまとめると以下の通りです。
GPSの補佐役としてスマートタグを活用しよう
スマートタグは価格が安く、コンパクトという点で非常に魅力的な製品ですが、日常的な子どもの見守り対策として、いざという時にこれ一つでは少々不安があります。
しかし、スマホから離れると通知してくれる機能があったり、屋内でもBluetoothで連携できれば見守れるという点ではGPS製品の弱点を補うことができます。
理想としては両方を持ち歩くということで、子どもをより安全に見守ることができるといえます。
例えば都会で電車や地下鉄を利用して通学している場合、旅行先で屋外や屋内を行ったり来たりする場合などは、GPSとスマートタグの両方の機能を活用し、居場所を特定する可能性をぐんと上げることができますね。
ちなみに「スマホから離れると通知してくれる機能」がついているGPS製品もあります。
※スマートタグの機能と全く同じではありません。
まとめ
子ども見守り用GPSは人口衛星の電波を利用して位置を特定します。
そのためGPS端末を選ぶ際は
- 測位する衛星の数が多い
- 日本の衛星「みちびき」が測位している
- 位置情報の更新間隔が短いもの
を選ぶのがポイントです。
また、GPSという特性上、屋内や地下などでは電波が届きにくくなり位置情報のズレが大きくなるということも頭に入れておいた方がいいです。
最近は見守り用ツールとしてGPSの他に、安価な「スマートタグ」という製品も注目されています。
しかしスマートタグはあくまで「モノ」の忘れ物防止や紛失防止が目的の製品であるため、それ単独だけではいざという時に心許ないといえます。
子どもの安全をより重視するのであれば、「GPS」と「スマートタグ」両方を活用していくことが理想です。
子ども見守り用GPS端末の比較はこちらの記事でまとめています↓